『シベリアのバイオリン』の出版と絵本プロジェクト

『シベリアのバイオリン』

満州にわたり、戦後シベリア抑留者として連行された、窪田一郎の半生を描いた「シベリアのバイオリン」。この作品では極寒の中での強制労働や、厳しい生活環境という極限状態の中でも、芸術に生きる希望を見出した人々の姿が描かれています。

作品内容:
第2次世界大戦中バイオリンに夢中になる著者の実父:窪田一郎少年が、日本では楽器も演奏できなくなり、バイオリンを弾きたい一心で満州ならバイオリンが自由に弾けると聞いて、満州に進学先を決め渡航。満州でバイオリンを習う所までいくが、応召。終戦でシベリアに抑留され、過酷な収容所生活に希望も失いかけた暮らしの中で、隠れて腐材を利用して、手作りのバイオリンを作りあげる。そんな時、収容所で楽団を作る話が持ち上がり…。捕虜たちでつくる楽団ができ、劇団もでき…。そして、その楽団がソ連の公営放送に出演が決まり、奇跡の瞬間が訪れる…。

プロジェクトに至る経緯

◆2019年9月

静岡市在住の窪田由佳子さんが実父のシベリヤ抑留の体験を現した冊子『シベリア幻想曲』を手にした馬場が、シベリア抑留の体験と奇跡の実話を小説として出版したいと考え、著者に加筆を進め、『シベリアのバイオリン』の原稿が完成。

◆2019年12月3日

小説を多くの人に知らせ、出版のための費用を募るクラウドファンディング「奇跡の種・小説『シベリアのバイオリン』を多くの人に手渡したい」 (https://readyfor.jp/projects/kisekino-tane2019/accomplish_report)を実施。

◆2020年1月11日

クラウドファンディング支援金、194万円を達成。株式会社地湧社より出版。

2020年3月1日 出版記念会

出版記念会会場

以後、著者、窪田由佳子さんは、平和への思いと音楽の持つ奇跡の話を伝える『演奏と講演』を開始し、本年10月までに通算47回を重ねている。

◆2021年1月12日

~朗読とピアノの贈り物~『シベリアのバイオリン』を届けようプロジェクトが、朗読劇(脚本と朗読:宮城嶋遥加 スパック団員、ピアノ:著者の娘、小沢実々子)のユニットで活動を開始。

◆2022年10月23日

窪田由佳子・馬場利子、平和への思いを広げ、夢を共有し、未来を創る活動を具体化するための『有限責任事業組合LLP未来舎』を設立。

◆2023年3月15日

宮城嶋遥加さん、小沢実々子さんの母校、清水南高等学校で、在校生に『シベリアのバイオリン』の朗読とピアノ演奏。著者の挨拶。

◆2023年9月20日

絵本『シベリアの響くバイオリン』の絵を静岡県立清水南高校の生徒さんに描いてもらうための打ち合わせを初実施。

プロジェクトが動き出しました

◆2023年11月28日(火)

静岡県立清水南高校において、絵本『シベリアのバイオリン』の絵を描いてくださる生徒さんを選ぶコンペを実施。

応募者は静岡県立清水南高校美術部の生徒さん5名。課題は、小説『シベリアのバイオリン』を読んで3場面の画を描き、5分間のプレゼンテーションを行い、作者を選考。

・SBS静岡放送に取り上げてもらうことになり、コンペの様子から取材が入りました。

◆2023年12月3日

コンペの結果、影絵による絵の制作を提案してくださった、多田つむぎさんに決定しました。

◆2023年12月4日

絵本プロジェクトが「SBSテレビ LIVEしずおか(2023年12月4日放送)」で紹介されました。

◆以後、多田つむぎさんの画の制作について、絵本の原文を共有し、本の作り方、画の制作について繰り返し打ち合わせを行い、16枚のラフ案の作成から、切り画の制作を進める

◆2024年8月7日(水)

切り絵が完成し、絵本用の影絵の撮影を実施。

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